住み替えとは?マンション・戸建ての住み替えについて徹底解説 | 神奈川の新築・中古一戸建て、不動産情報ならME不動産厚木
不動産コラム
column
不動産売却を学ぶ住み替えとは?マンション・戸建ての住み替えについて徹底解説
2024.10.15
住み替えを考えているけれど、どこから手をつければ良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?本記事では、住み替えに関する基本知識やポイントをわかりやすく解説します。新しい住まいで快適な生活を実現するために、住み替えに必要な情報をしっかり身につけましょう!ぜひ本記事を住み替えの際にお役立てください。
1.住み替えの気になるあれこれ
1-1.住み替えとは?
住み替えとは、住居を替えることを指します。
住み替えには様々なケースがありますが、主に4つのパターンに分類されます。
■住み替えの主なパターン
・賃貸物件から持ち家
・持ち家から持ち家
・持ち家から賃貸物件
・賃貸物件から賃貸物件
引越しとほぼ同じ意味ですが、住み替えは不動産取引までを含めた意味合いで使用される傾向があります。住み替えは、不動産の売買契約や賃貸借契約を伴うことが一般的です。なかでも本記事では、不動産取引が2回発生する「持ち家から持ち家」への住み替えについて重点的に説明します。
1-2.住み替えを行う理由とは?
そもそも住み替えを行う理由には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
以下に該当する場合や、今後該当しそうな場合は住み替えの検討をオススメします。
■住み替えを行う理由
・ライフスタイルの変化
・通勤・通学の利便性を上げたい
・住まいの老朽化
・老後の備えとして
■ライフスタイルの変化
結婚、出産、子どもの独立、転勤などのライフスタイルが変わるタイミングで「住み替え」を検討する人が多い傾向にあります。ライフスタイルの変化に伴い、必要な部屋数や希望の広さが変わるため、住み替えを検討するきっかけとなるようです。
■通勤・通学の利便性を上げたい
住み替えの理由で最も多いのは、「通勤・通学の利便性を高めたい」というものです。通勤・通学の時間や交通費を減らしたいと考える方が多く、特に転勤や子どもの進学などのライフスタイルの変化が影響しています。また、公共交通機関が少ない地域では、免許返納後の生活に不安を感じて住み替えを検討する人も多い傾向があります。
■住まいの老朽化
長年住んでいると、経年劣化や老朽化によって、住宅の傷や設備の不具合が目立ってきます。定期的な修繕を行っていても、突然の修理が必要になることもあります。また、最近では省エネ性能の高い住宅が注目を集めており、「リフォームするよりも住み替えを選ぶ」という方が増えています。省エネ性能が高い家は、電気やガスといった光熱費を抑えることが可能です。
■老後の備えとして
子育てやリタイヤ後の老後生活を考え、住み替えを検討する人は多い傾向にあります。老後に向けた住み替えの場合、老後に安心して暮らせるためバリアフリーなどの設備や、生活導線の負担を考えて物件を選ぶことが多いようです。
1-3.住み替えのポイント
住み替えは、不動産売買の中でも特に知識が求められます。例えば、物件の種類によって適した住み替え方法が大きく異なります。そのため、多くの方の不安や悩みに繋がっています。住み替えを成功させるためのポイントは、事前に知識をつけ、自分の状況や理由に応じて最適な選択をすることです。
2.住み替えと住宅ローンについて
2-1.住宅ローン残債があっても住み替えはできる?
住宅ローン残債のある住宅でも、住み替えは可能ですが注意点があります。
住宅ローン返済中の住宅には、金融機関が抵当権を設定しています。これは返済不能になった場合、金融機関がその住宅を売却し残債を回収できる権利です。売却するには抵当権を外す必要があり、そのためには住宅ローンを完済しなければなりません。住宅ローン残債がある場合は、売却益や自己資金を使って完済することが求められます。
2-2.住み替えローンとは?
住宅ローンの完済には、売却益や自己資金を用いるのが一般的ですが、それだけでは足りない場合もあります。そんな時に利用できるのが"住み替えローン(買い替えローン)"です。このローンでは、住宅ローン残債と新居の購入資金をまとめて借り入れることができます。
2-3.住み替えローンって誰でも利用できる?
住み替えローンは必ずしも利用できるわけではありません。 住宅ローン残債のある物件を売却する際には、2つのパターンがあります。売却金額が住宅ローン残高を上回る「アンダーローン」と、残高が売却金額を上回る「オーバーローン」です。少しわかりづらいため、以下の図をご覧ください。住み替えローンは"オーバーローン"の場合にのみ利用でき、仮にオーバーローンであっても自己資金で完済できる場合は使用しないのが一般的です。
不動産売却は何度も経験しないため、売却前に知識を付けておくことが重要です。以下の記事も併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
不動産の査定方法や売却を成功に導くコツ 家の売却でやってはいけないこと16選3. マンションや戸建てからの住み替え方法
3-1.3つの住み替え方法
不動産売買を伴う住み替えでは、「売り先行型」「買い先行型」「同時進行型」の3つの方法があります。それぞれの方法には、メリットやデメリットがあります。マンションや戸建てからの住み替えを検討の場合は、事前に把握しておき最適な方法を選択しましょう。
3-2.住み替え方法①『売り先行型』
売り先行型とは「旧居を売却後に新居を購入する方法」です。
売り先行のメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう。
■売り先行のメリット
・売却に時間をかけられる
→高額での売却が狙いやすい
・売却金額が確定してから新居探しができる
→資金計画が立てやすい
→金銭面での後悔を最小限に抑えられる
■売り先行のデメリット
・仮住まいが必要になることが多い
→家賃や引っ越し費用などのコストが増える可能性がある
・コストを抑えようと焦ってしまうと、新居探しに後悔が残る可能性がある
■まとめ
資金計画が立てやすい一方で、コストがかかる
3-3.住み替え方法②『買い先行』
買い先行型とは「新居を先に購入しその後、旧居を売却する方法」です。買い先行のメリット、デメリットは以下のとおりです。
■買い先行のメリット
・新居探しに十分な時間をかけられる
・仮住まいが不要、引っ越しが1回で済む
→その分のコストを抑えることができる
■買い先行のデメリット
・ダブルローン(新旧2軒分のローンを支払うこと)になる可能性がある
→旧居と新居の住宅ローンを同時に抱えるリスクがある
・売却益が不明なため、資金計画が立てにくい
■まとめ
メリットが多い一方で、住宅ローンに関するリスクに注意が必要
3-4.住み替え方法③『同時進行型』
同時進行型は「旧居の売却をしながら新居を購入する方法」です。引渡し日と入居日を同日にし、同時決済を行うのが特徴です。それでは同時進行型についてもメリット、デメリットを見ていきましょう。
■同時進行型のメリット
・仮住まい不要で、引っ越しも1回で済む
・ダブルローンを回避でき、費用を抑えられる
■同時進行型のデメリット
・スケジュール管理が手間
→売却タイミングの調整が難しく、実現が難しい
→売却が進まないと、新居購入にも影響が出る可能性がある
■まとめ
同時進行型はメリットが多い反面、慎重な計画やスケジュール調整が必要
ME Groupでは、住み替えを検討中の方に向けて「買取リッチ」というサービスを提供しています。買取リッチは、複雑なスケジュール調整が不要な買取保証サービスです。訪問査定の結果をもとに、買取価格を先に提示いたします。そのため、資金計画が立てやすく、「売り主が見つからないかもしれない」という不安も解消できます。もちろん、当社が提示した価格より高く買っていただける買い主様への売却も可能です。ぜひご検討ください。
買取リッチについて3-5.あなたに合った住み替え方法は?
住み替え方法の違いを把握していても、状況に合せた選択をするのは難しいものです。
そこで本節では、各物件種別に適した住み替え方法をご紹介します。ただし、具体的な状況やご希望によって最適な選択肢は異なるため、実行前に不動産会社に相談するのがオススメです。
■新築戸建て(建て売り)への住み替え
買い先行型になるケースが多いです。新築戸建ての購入は、引渡しまでの期間が短いのが特徴です。そのため、旧居の売却が決まる前に購入が決まってしまうことがよくあります。
■注文住宅への住み替え
買い先行型がオーソドックスです。注文住宅は完成までに3〜4ヶ月かかるため、同時決済は難しいと言われています。ダブルローンには注意が必要です。
■中古戸建てへの住み替え
同時進行型が実現できる可能性が高いです。新築戸建てや注文住宅と比較するとタイミングが調整しやすいのが特徴です。売主や不動産会社へ同時決済を希望している旨を伝え、相談してみるのがよいでしょう。
■マンションへの住み替え
新築・中古問わず買い先行型になるケースが多いです。しかし中古マンションの場合は、入居時期が調整できる可能性があり、同時進行型を実現できる場合もあります。
■住宅ローン残債がある場合の住み替え
売り先行型がオススメです。買い先行型を採用した場合、旧居の売却金額が不明なため、資金計画が立てにくいデメリットがあります。そのため一般的には、売り先行型の方がスムーズに進むことが多いです。
4. マンションや戸建てからの住み替え手順
4-1.住み替えの手順
住み替え方法が決まったら、次に流れや手順を確認しましょう。住み替えの手順は先述した「売り先行型」「買い先行型」「同時進行型」の3つの方法で異なります。ご自身の希望する方法に応じた、手順を確認しておくことが大切です。
4-2.売り先行型の住み替え手順
売り先行型の手順は、以下のとおりです。
4-3.買い先行型の住み替え手順
買い先行型の手順は、以下のとおりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は住み替えに関する基本知識やポイント、住み替えローンについてご紹介して参りました。それでは、本記事でご紹介した内容をおさらいします。
■住み替えとは?
・住み替えとは、住居を替えることを指す
・引越しとほぼ同じ意味だが、不動産取引までを含めた意味合いで使用される
■住み替えを行う理由
・ライフスタイルの変化
・通勤・通学の利便性を上げたい
・住まいの老朽化
・老後の備えとして
■住み替えと住宅ローンについて
・住宅ローン残債のある住宅でも、住み替えは可能
・売却するには住宅ローンを完済する必要がある
・住宅ローンの完済には、売却益や自己資金を用いるのが一般的
・オーバーローンの場合は、住み替えローンを利用することも可能
・自己資金で完済できる場合は、住み替えローンを使用しないのがオススメ
■3つの住み替え方法
・売り先行型
・買い先行型
・同時進行型
■売り先行型
・旧居を売却後に新居を購入する方法
・住宅ローン残債がある場合の住み替えに適した方法
■買い先行型
・新居を先に購入しその後、旧居を売却する方法
・新築戸建て(建て売り)への住み替え、注文住宅への住み替え、マンションへの住み替えに適した方法
■同時進行型
・旧居を売却しながら新居を購入する方法
・中古戸建てへの住み替えで実現できる可能性が高い
■住み替えの手順
・手順は住み替え方法によって異なる
ME不動産厚木では知識と経験豊富なアドバイザーが、お客様の不動産売却を徹底的にサポート致します。特に厚木市・海老名・秦野エリアの不動産売買に強く、お客様の希望に添ったご提案が可能です。不動産売却のご相談に限らず、税金や保険などの分野においても幅広く対応致します。不動産会社へのご依頼はぜひME不動産厚木へご相談ください。
【厚木エリア】売却のご相談はこちら 無料会員登録はこちら 不動産売却査定フォームはこちらお家のことで何かお困りの際は
ME不動産厚木株式会社へご連絡ください!
046-294-0866
営業時間:9:00~18:30
新着コラム
お問い合わせ
人生最大のお買いものである住宅購入には、様々なお悩みや不安がつきものです
どんな些細なことでも構いませんので、まずはME不動産厚木にお気軽にご相談ください。
弊社について
© ME不動産厚木 All rights reserved.