内見チェックリスト付き!物件購入時に確認すべきポイントを解説 | 神奈川の新築・中古一戸建て、不動産情報ならME不動産神奈川
不動産コラム
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不動産購入を学ぶ 内見チェックリスト付き!物件購入時に確認すべきポイントを解説
2024.9.13
中古物件購入の際には物件の内見をすることができます。
そこで、今回は内見チェックリストと併せて、購入時に注意することを解説していきます。本記事を参考に理想的な物件選びをしましょう。
1.内見の流れと持ち物
不動産の購入はとても高価なお買い物です。そのため、実際に目で見て確かめることができる内見という機会は重要です。本章では、内見の目的や流れ、持ち物について紹介しています。
1-1.内見の目的
内見とは内部見学の略で「内々に見ること」です。不動産業界においては、購入目的の物件へ実際に足を運び、物件の内部を確認することを意味しています。内見は賃貸物件でよく使用されるのに対し、内覧は新築物件で多く使われます。内見と内覧はほぼ同じ意味と捉えて問題ありませんので、本記事ではよりなじみ深い内見という用語を用いて解説を進めていきます。
1-2.内見の流れ
内見の流れを理解しておきましょう。
物件調査から内見、担当者との相談までの流れを順番に解説していきます。
1.物件を調べる
まずはポータルサイトなどで、希望条件やエリアから気になる物件の洗い出しを行います。物件選びのポイントの1つである周辺環境としては、駅までの距離や病院、学校、スーパーなどの生活インフラが整っているかをチェックしましょう。
物件調査において、以下の点を事前に確認しておくことをオススメします。
・ハザードマップで災害リスク
・耐震基準
・前所有者の売却理由
住宅の耐震基準については以下の記事でご紹介しています。参考にしてみてはいかがでしょうか。
耐震基準と耐震等級3について解説2.内見の予約をする
気になる物件が見つかったら、不動産会社に相談しましょう。内見にかかる時間としては、大体30分から1時間程度が目安となっているため、そのことを考慮してスケジュールを組みます。
3.現地へ移動し内見を行う
通常は不動産会社の担当者と一緒に移動しますが、現地で集合する場合もあります。移動の際に、最寄駅から物件までの道のりや周辺環境、交通量などを確認するのがオススメです。
4.不動産会社の担当者と打ち合わせを行う
内見が終わったら、不動産会社の担当者と相談をしましょう。
実際に物件へ足を運ぶことによって、気になる箇所が出てくるかもしれません。希望する条件や避けたい条件などは全て担当者に伝えることが大切です。
1-3.内見する際の持ち物
内見の際に必要な持ち物は以下のとおりです。
・スマートフォン、モバイルバッテリー
内見の時間を有効活用するためには、室内や外観などを撮影できるカメラと、暗い場所を照らせる懐中電灯が必須です。
スマートフォンには、暗い場所を照らすのに十分なライトが搭載されています。内見の際には、途中で電池切れとならないよう、しっかり充電されたスマートフォンを持参しましょう。あらかじめモバイルバッテリーを持参しておくと、電池切れした場合でも安心です。
また、物件の所有者が居住中の場合もあるため、撮影をしたい際には不動産会社の担当者に声をかけて許可を得てから撮影するようにしましょう。
・物件の図面、筆記用具
不動産会社から事前に共有してもらった物件の図面を持参するのがオススメです。図面を持参していれば、実物と異なる部分を見比べやすくなります。内見中に気になるポイントがあった際に、筆記用具があればその場で書き込むことも可能です。
・メジャー
メジャーがあれば室内の細かい寸法を測ることができるため、カーテンの長さや家電の設置場所などを確認するときに役立つでしょう。また、スマートフォンによってはメジャー機能があるので、使いやすい方法を選びましょう。
・スリッパ
不動産会社や売主がスリッパを用意してくれることもありますが、もしもの場合に備えてスリッパを準備しておくのをオススメします。売主によっては、他人に自宅に上がられることを快く思わないことも考えられるため、好印象を与えるために用意しておくのが良いかもしれません。
2.内見チェックリスト
本章では、内見時のチェックリストをご紹介します。
2-1.屋内のチェックリスト
まずは物件の屋内におけるチェックリストを1つずつ確認していきます。
■間取りや部屋の広さ
家族構成によって理想の間取りや部屋の広さは異なります。実際に内見することで、「もう少し広いスペースが欲しい」「子ども部屋とリビングは近くがいい」など、新しい発見があるかもしれません。ご自身のライフスタイルに適しているかどうか、しっかり見極めましょう。
■水回り
浴槽やトイレ、キッチンなどの水回りも確認が必要です。実際に水を出してみて、水漏れや排水に問題がないかをチェックしましょう。また、シャワーの吐水量が問題ないかどうかも確認することをオススメします。
■日当たり
日当たりの良さは、部屋の明るさに影響するのに加えて、カビや結露の発生を抑えることにも繋がります。間取り図に物件の向きが記載されている場合もありますが、周辺の建物や窓の大きさなどによる日当たりの状況は把握できません。そのため、内見時は部屋全体の明るさや、洗濯物に日が当たりそうかどうかを見ておきましょう。
■収納
ご自身の家族構成やライフスタイルを考慮して、十分な収納スペースが確保できそうか確認しましょう。また、収納スペースに関しては、広さだけでなく数も確認しておくことがオススメです。
■風通し
風通しの良さはカビや結露の発生を抑えることに繋がります。窓を開けてみて風通しはどうかチェックしておきましょう。
■眺望
窓、ベランダの先に建物や木などがあることで眺めが良くないケースが考えられます。内見の際は、窓からの眺望を確認しておくのがオススメです。
■におい
現地に行かなければ分からないポイントの一つとしてにおいが挙げられます。建築資材によるにおいやタバコ、ペットのにおいがしないかチェックしましょう。 また、可能であれば換気扇やエアコンを付けてみてにおいを確認するのもオススメです。
■遮音性
遮音性が低いと日常生活にストレスが生じるかもしれません。内見の際は、室内や屋外からの騒音など問題ないか確認する必要があります。
■コンセントの位置と数
想定される家電の設置場所にコンセントがあるか確かめる必要があります。さらに、位置だけではなく十分な数のコンセントがあるか確かめ、図面にメモするのがオススメです。
■ライフライン
生活するうえで欠かせない、電気やガスなどのライフラインも見落とさないよう注意しましょう。例えば、給湯が電気なのかガスなのか、キッチンはIHなのかガスなのかなど、使用料や使い勝手に影響があるので、チェックしておくことをオススメします。加えて、電気容量についても確認しておくと安心です。
2-2.屋外のチェックリスト
次に屋外における、チェックが必要な箇所を見ていきましょう。
■物件外観の様子
屋内だけでなく建物の外観も確認することが大切です。外壁や屋根に色あせやヒビ割れ、塗装のはがれなどがないか確認する必要があります。破損があると購入後に修繕費用がかかるかもしれません。
■物件の周辺環境
生活するうえで利用することになる駅や病院、学校、スーパーなどへのアクセスも、内見時に確認しましょう。
内見に向かう際は物件までの様子を見ておいたり、実際に周辺を歩いてみるのもオススメです。
2-3.その他のチェックリスト
■駐車スペース
自家用車を持っているのであれば、駐車スペースは十分かどうか確認しておきましょう。
■共用部分
マンションの場合は廊下、エントランス、ゴミステーションなどの共用部分に汚れや破損などが見受けられないか確認しましょう。さらに、宅配ボックスは十分な容量があるか、非常用の経路もチェックしておくと安心です。
3.内見時に聞いておくこと
本章では、内見時に売主へ確認しておきたい事項についてご紹介します。
・物件の周辺環境
内見で実際に見るだけでは把握できないことは、売主に訪ねてみるのをオススメします。例えば、物件近くのスーパーの価格帯や周辺の学校の評判、住みやすさなど、暮らしにおいて不安があるのであれば事前に聞いておくと良いでしょう。
・近隣との交流状況
可能であれば、どのような方が周りに住んでいるかを聞いておきましょう。近所付き合いはどの程度か、トラブルは起こっていないか把握しておくのも大切です。
・交通アクセス
駅やバス停までのアクセスについても聞いておきたい項目の1つです。特に聞いておきたいのはラッシュの時間帯や混み具合、渋滞具合などが挙げられます。
・修繕、リフォーム履歴
売主が過去に行った物件の修繕、リフォーム履歴について把握しておくのがオススメです。加えて、現在感じている不具合がないかも確認しておきましょう。
・売却理由
売却理由は特に聞いておきたい内容です。売主側が伝えたくないプライベートな理由の可能性も考えられるため、売主ではなく不動産会社の担当者へ聞くのが良いでしょう。売却理由が物件に関する内容でないのであれば購入には問題ありません。交通アクセスが不便、治安が悪いなどの理由が挙げられた場合は注意が必要です。
4.ホームインスペクション
ホームインスペクションとは「住宅診断」とも言い、専門家である「住宅診断士」が第三者的な立場から物件の施工不良や欠陥の有無を調査することです。ホームインスペクションの目的や利用するメリットについて詳しくご紹介していきます。
4-1.ホームインスペクションの目的
ホームインスペクションは、物件の外部と内部を点検し、建物の劣化状況や設備機器等の不具合の調査を目的に行われます。物件の品質や安全性を確保し、快適な生活環境を送るためにも利用するのをオススメします。
4-2.ホームインスペクションを利用するメリット
買主にとって、ホームインスペクションを利用するメリットは以下の2つが挙げられます。
・安心して購入できる
・購入後に必要な費用の予測が立てられる
専門家によって、物件の不具合や欠陥が調査されるため、それらを把握したうえで購入することができるため、買主としては安心して購入することができます。
そして、調査結果によって修繕が必要な箇所や劣化状況が明確になると、購入後のメンテナンス費用やリフォーム費用をある程度予測することが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は内見時のチェックリストや聞いておきたいことについてご紹介しました。それでは本記事でご紹介した内容をおさらいします。
■内見の流れ
物件を調べる→内見の予約をする→現地へ移動し内見を行う→担当者と打ち合わせ
■内見する際の持ち物
・スマートフォン
・モバイルバッテリー
・物件の図面
・筆記用具
・メジャー
・スリッパ
■室内のチェックリスト
・間取りや部屋の広さ
・水回り
・日当たり
・収納
・風通し
・眺望
・におい
・遮音性
・コンセントの位置と数
・ライフライン
■屋外のチェックリスト
・物件外観の様子
・物件の周辺環境
■その他のチェックリスト
・共用部分
・駐車スペース
■内見時に聞いておくこと
・物件の周辺環境
・近隣との交流状況
・交通アクセス
・修繕、リフォーム履歴
・売却理由
■ホームインスペクションの目的
物件の外部と内部を点検し、建物の劣化状況や設備機器等の不具合を調査する
■ホームインスペクションを利用するメリット
・安心して購入できる
・購入後に必要な費用の予測が立てられる
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