不動産査定で迷わない！査定方法や売却成功のコツを徹底解説 | 神奈川の新築・中古一戸建て、不動産情報ならME不動産厚木

1-1.不動産査定とは

不動産査定とは、不動産会社に依頼して売却価格の見積もりを算出してもらうことを指します。
査定価格は売却価格の目安となるため、査定は不動産売却において非常に重要なステップとなります。しかし、査定価格＝売却価格になるわけではないため、注意が必要です。不動産査定で信頼できる会社を選定し、理想の売却を実現しましょう。

1-2.査定に必要な期間

机上査定は依頼をしてから結果を確認できるまで、当日〜数日ほど必要です。
一方、訪問査定の場合は数日〜1週間程度みておくことが一般的です。そのため、早期売却を希望している場合は早めに査定依頼をしましょう。

1-3.査定にかかる費用

不動産会社による査定は無料です。
机上査定だけではなく訪問査定も無料で受けることができるので、ご自身の希望に合わせて利用しましょう。

2-1.机上査定（簡易査定）

机上査定（簡易査定）とは、不動産会社が物件の基本情報に基づいて査定を行う方法で、Webや電話、メールで依頼することができます。査定結果は数日以内で得られるのが一般的です。査定結果を参考に、売却活動を進めるか検討しましょう。
机上査定は物件情報を伝えるだけで手軽に査定を行うことができますが、現地調査を行わない形式のため、正確な査定価格を算出できない点で注意が必要です。

2-2.訪問査定

訪問査定とは、不動産会社の担当者が実際に物件を訪れて査定額を算出する方法で、机上査定と同様にWebや電話、メールで依頼することができます。
また、訪問査定の現地調査には30分〜1時間程度を要し、建物の劣化具合や設備の状態、物件周辺の雰囲気などを細かく確認するため、より精度の高い査定結果を期待できます。 訪問査定は物件のマイナスな情報も伝えるようにしましょう。マイナスな情報を伝えずに契約を締結し、締結後に発覚した場合は契約解除の可能性があります。

2-3.AI査定

AI査定とは、人工知能を活用して不動産の査定価格を算出する方法です。
過去の成約事例を学習し、その学習に基づいて基本的な項目を入力するだけで価格が出てくるサービスです。 AI査定は匿名で利用することができ、すぐに結果が確認できるという利点があります。 しかし、戸建ての査定を行う場合は注意が必要です。戸建てはマンションと比較すると個別の状況を加味しなければならない部分も多く、AI査定の精度が落ちやすいという特徴があります。一方で、マンションは類似した間取りの物件が多いことから、それほど精度は落ちません。AI査定を利用する際は、特徴を把握したうえで活用することをオススメします。

3-1.机上査定・AI査定を依頼する

まずは不動産会社を選びます。売却活動を行ううえで、不動産会社との連携は欠かせません。
Webサイトなどで検索し、複数の不動産会社に見積りを依頼することで、より信頼できる不動産会社を選びましょう。また、机上査定では以下の情報が必要になるため、事前に準備しておくとスムーズに査定依頼ができます。

■机上査定・AI査定で事前に準備しておく情報
・住所
・間取り
・築年数
・土地面積、建物面積
・立地条件

3-2.机上査定・AI査定の結果を確認する

次に査定結果を確認します。
結果の確認と共に、それぞれの不動産会社がもつ特徴や担当者の対応なども併せて判断しましょう。また、少しでも不安に感じる部分があれば積極的に質問や確認をすることをオススメします。

3-3.必要な書類を準備する

査定をスムーズに行うために、必要な書類を予めそろえておきましょう。
査定の際に書類が揃っていればいるほど、正確な査定額を出してもらいやすくなります。戸建てとマンションでは必要な書類が異なるため、以下の画像を参考にして下さい。

3-4.訪問査定を依頼する

机上査定の結果を確認した後は、パートナーとなる不動産会社をピックアップし、訪問査定の依頼をします。
訪問査定は、不動産会社の担当者と直接コミュニケーションをとることができる機会です。担当者とは売却活動を共に行っていくため、不安なことや疑問があればその都度伝えて、信頼できるかをしっかり見極めましょう。

3-5.訪問査定の結果を確認する

最後に査定結果の確認を行います。
査定結果が出るまでには1週間ほどかかるため、余裕をもった売却スケジュールを立てましょう。

4-1.破損部分を修理する

破損部分があると査定額が下がる可能性があります。
そのため、事前に確認と修理をしておくのがオススメです。特に雨漏りやシロアリ被害、建付けの悪い窓などを重点的にチェックしておきましょう。しかし、修理内容によっては業者への依頼が必要なケースもあります。費用がかかる場合は、不動産会社へ相談し修理の要否を確認しましょう。

4-2.不動産の修繕履歴やアピールポイントを整理しておく

リフォームや修繕は、査定価格を上げるうえで重要なポイントです。
特に耐震工事、外壁塗装工事などはアピールポイントになります。事前に修繕履歴やアピールポイントを整理し、資料にまとめておくこともオススメです。

4-3.掃除を行う

査定前は念入りに掃除をしておくのがオススメです。
掃除の有無で、査定価格が大幅に変動することはありませんが、過度な汚れは査定価格が下がる原因となります。適正な査定価格を算出してもらうためにも、以下のチェックポイントを参考に掃除をしておきましょう。

・トイレの黒ずみ
・お風呂場の黒カビ
・排水口の臭い
・台所の油汚れ
・その他カビの汚れ
・壁に付着した汚れ

4-4.家の査定価格だけで不動産会社を選ばない

査定価格だけで不動産会社を選ぶことは、オススメしません。
不動産会社は売却活動の"パートナー"となるため、しっかりと見極めることが大切です。
査定価格に加えて、査定額の根拠、連絡のスムーズさや、地域に根ざしたネットワークを持っているかなどを確認したうえで選定するのがオススメです。また、売却活動の内容やコストがかかるかどうか、売却実績についてもきちんと確認しましょう。

4-5.売却相場を把握しておく

査定前に不動産の売却相場を把握しておくことも重要です。
「査定があるから調べなくても大丈夫」と考える方も多いですが、査定価格が適正であるかを把握するために調べておくのがオススメです。不動産の相場価格は、以下の2つの方法で調べることができます。

■過去の取引事例を参考にする方法
・レインズマーケットインフォメーション
・不動産情報ライブラリ

■現在販売中の売り出し価格を参考にする方法
・不動産ポータルサイト
・物件検索サイト