横浜は本当に住みやすい?市の魅力や補助金について解説 | 神奈川の新築・中古一戸建て、不動産情報ならME不動産神奈川
不動産コラム
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不動産購入を学ぶ横浜は本当に住みやすい?市の魅力や補助金について解説
2025.4.15
賑やかな中華街、未来的なみなとみらい、多くの人を惹きつける横浜ですが、「住む」という視点で見ても魅力は多岐にわたります。この記事では、憧れだけではない横浜のリアルな住みやすさについて、アクセスやエリアごとの特徴、活用したい補助金などをご紹介します。
1.横浜の魅力とは?住みやすさの理由
1-1.交通アクセスの利便性

横浜駅は首都圏有数のターミナル駅で、川崎や武蔵小杉、新宿、渋谷、東京といった主要な駅にアクセスしやすいのが特徴です。羽田空港へもバスで直結しており、出張や旅行が多い方には特に魅力的です。JR、京急、市営地下鉄、相鉄、横浜高速鉄道、東急はそれぞれの改札からの距離が近く、乗り換えもスムーズです。
また、横浜は高速道路網が充実しており、東名高速道路や第三京浜道路、首都高速道路、横浜横須賀道路などを利用した多方面へのアクセスが非常に便利な地域です。さらに横浜周辺には複数のインターチェンジがあり、スムーズに移動できます。
1-2.商業施設の充実
横浜駅周辺には、そごうやルミネ、高島屋などがあります。ちょっとしたお出かけ・お買い物で訪れても楽しむことができる上、スーパーなどの日常使いにも便利です。深夜まで営業している店舗もあるため、帰りが遅くなった際の買い物にも困りません。
また、多くの商業施設が駅と直結しているため、天候が悪い日でも傘なしで快適に移動できます。
中心地から足を延ばすと「元町ショッピングストリート」や「伊勢佐木町商店街」といった歴史ある商店街も健在です。「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」のような施設も存在し、多様な購買ニーズに対応できる商業環境が整っています。
1-3.自然・公園
都会的なイメージの横浜市ですが、山下公園や港の見える丘公園、三溪園、横浜公園など、自然を楽しめる大規模な公園が点在しています。散歩や子供との遊び、ペットとの時間など、これらの公園は多様な目的で利用される市民の憩いの場です。豊かな自然環境は、あらゆる世代にとって嬉しいポイントになるのではないでしょうか。
1-4.医療・公共施設
診療所から総合病院まで、様々な規模・機能を持つ医療機関が市内に豊富に存在し、急病時にも対応しやすい体制が整っています。横浜市立市民病院などの基幹病院へも、公共交通機関で容易にアクセスできます。
また、行政サービスコーナーは平日19時、土日も17時まで開いているため、日中忙しい方でも、窓口での手続きや相談がしやすい点が魅力です。
2.住む前に知っておきたい横浜の注意点3選
横浜市には魅力が多い分、注意したいポイントもあります。後悔のない選択をするために、ぜひ参考にしてください。
2-1.繁華街や電車が混雑している
横浜は繁華街が多く便利な街ですが、エリアや時間帯によっては混雑することもあります。繁華街から離れたエリアに住む対策も有効ですが、多くの方が課題と感じやすいのが満員電車です。特に地方から横浜へ移住される方は、通勤ラッシュに慣れるまで大変に感じる方もいるかもしれません。そんな時、強い味方となるのがバスです。横浜駅周辺はバス路線が充実しており、多くのバス会社が乗り入れています。さらに高速バスや深夜バスも通っており、行き先や本数も豊富です。電車以外の選択肢もある点は、安心材料の一つと言えるでしょう。
2-2.近隣都市と比べて市民税が少し高い
横浜市の市民税(均等割のみ)は、緑化推進のための「横浜みどり税」が上乗せされるため、近隣市より年額900円高くなります。(2025年4月時点)一方で、横浜市は政令指定都市であり、その規模を活かした多様な行政サービスが大きなメリットです。メリットとデメリットを比較検討し、ご自身にとって最善の選択をしましょう。
2-3.治安に注意が必要なエリアがある
横浜は、大都市の中では治安が安定しているエリアです。ただし、西区と中区などの繁華街では、刑法犯の発生件数が高い傾向にあります。街の雰囲気や注意点はエリアごとに異なるため、事前に情報を確認しておくことが、安心な住まい選びのポイントです。一方で、比較的犯罪が少なく落ち着いた環境とされる泉区、栄区、磯子区、青葉区などは、子育て世帯や静かな住環境を望む方に人気があります。
3.横浜の人気エリアの特徴と住みやすさを深掘り!どんな人にオススメ?
横浜は洗練された港町から緑豊かな住宅地、下町情緒のあるエリアまで、多様な顔を持つ都市です。本章では横浜の注目エリアをピックアップし、その魅力と住みやすさを掘り下げていきます。
3-1.横浜駅周辺エリア(西区・中区)
神奈川の玄関口として圧倒的な利便性を誇る横浜駅周辺。巨大ターミナル駅を擁し、駅周辺には大型商業施設や百貨店が数多く集結しています。交通アクセスと買い物の利便性は非常に優れており、都会的な刺激や活気を求める人にはオススメのエリアです。
交通利便性: ★★★★★ (どこへ行くにもアクセス抜群)
買い物利便性: ★★★★★ (百貨店から専門店まであり、何でも揃う)
住環境: ★★☆☆☆ (利便性が高い反面、エリアによっては都市ならではの喧騒感がある)
子育て環境: ★★☆☆☆ (子育てに適した落ち着いた環境とは言いにくいエリアがある)
3-2.港北区エリア
港北区は横浜市最多の人口を誇り、ファミリー層に人気の区です。新幹線の停車駅を有する新横浜や、再開発の進む綱島、慶應義塾大学があり学生で賑わう日吉などが代表的なエリアです。日吉駅は都心方面へのアクセスも良く、交通利便性も高いレベルにあります。そのため、利便性と暮らしやすさのバランスを重視するファミリー層や、日常的に新幹線を利用する方にオススメのエリアです。
交通利便性: ★★★★☆ (新幹線、JR横浜線、東横線、目黒線、市営地下鉄などが利用可能)
買い物利便性:★★★★☆ (駅周辺に商業施設や商店街が充実している)
住環境: ★★★☆☆ (エリアにより多様で、比較的平坦な場所も多い)
子育て環境: ★★★★☆ (公園や緑も多く、ファミリー層が住む住宅街が多い)
3-3.青葉区・都筑区エリア
1994年発足の青葉区と都筑区は市内で最も新しい区で、公園や緑地が豊富で「丘の横浜」と呼ばれています。田園住宅地や港北ニュータウンをはじめとした、閑静な住宅街が多く点在。一方、エリアによりますが駅から離れると車が必要になる場所もあります。洗練された街並みと静かな住環境を求める方にとって、魅力的な選択肢となるはずです。
交通利便性: ★★★☆☆ (田園都市線、市営地下鉄の利用可能)
買い物利便性: ★★★★☆ (大型商業施設や大型スーパーが豊富)
住環境: ★★★★★ (緑豊か、整備されており街並みが整然としている)
子育て環境: ★★★★★ (公園、教育施設、子育て環境や支援が充実)
3-4.戸塚区・泉区エリア
戸塚区・泉区は平坦地が多く、坂が苦手な方や子育てファミリー層に人気のベッドタウンです。戸塚駅周辺は再開発で利便性が向上し、泉区ゆめが丘周辺も開発が進み、2024年に開業した大型商業施設によってさらに便利になっています。中心部へのアクセスに時間がかかる場合もありますが、公園や緑道が多く住環境はのどか。手頃な価格でゆとりある住まいを望む方におすすめです。
交通利便性: ★★★☆☆( 戸塚駅の利便性は高い、泉区は路線によって差がある)
買い物利便性: ★★★☆☆(戸塚駅周辺は商業施設が充実、他エリアは日用品を扱う店舗が中心)
住環境: ★★★★☆ (比較的コストを抑えやすい)
子育て環境: ★★★★☆ (子供がのびのび過ごせる環境がある)
3-5.鶴見区エリア
近年再開発が進む鶴見区エリアは、ファミリー層を中心に注目を集めています。かつては駅周辺を中心に、治安への懸念の声もありましたが、再開発を機に駅前の雰囲気が一新。駅前には商業施設が立ち並び、多くの人で賑わっています。一方で臨海部には工業地帯、丘陵地には緑豊かな公園や閑静な住宅地があり、エリア内でも多様な顔が見られるのが特徴です。多方面への交通利便性を重視する方や、多様性のある街の雰囲気を好む方にオススメのエリアです。
交通利便性: ★★★★☆ (都心や羽田空港へのアクセス良好)
買い物利便性: ★★★☆☆ (駅前に商業施設が集積、大型商業施設は少ない)
住環境: ★★★☆☆ (緑多い住宅地、駅周辺の賑わい、下町・工業地域が混在)
子育て環境: ★★★☆☆ (エリアにより雰囲気や教育環境は異なる)
4.知っておきたい!横浜市で利用できる補助金・支援制度
横浜市には市民生活を支える補助金制度があります。ここでは2025年時点の主な制度を紹介します。最新の情報や詳細な条件は、必ず横浜市の公式サイト等でご確認ください。
4-1.妊婦のための支援給付事業
妊婦や子育てをする際に利用できる支援で、出産応援金、子育て応援金と呼ばれていたものになります。これは令和7年4月1日以降に申請した妊婦や出産した産婦が対象です。 出産応援金を「妊婦のための支援給付(1回目)」と呼び、子育て応援金を「妊婦のための支援給付(2回目)」と呼びます。以前よりも名称が少しわかりにくくなっていて長いため、省略して1回目、2回目と記載します。ご了承ください。

審査が終わり、問題なければ申請から約2~3か月で指定の口座に振込まれます。
4-2.児童手当
児童手当は子育て家庭の生活安定と児童の健やかな成長支援が目的です。2025年に受給範囲が拡充され、所得制限撤廃・対象年齢18歳まで引き上げ・第三子以降の手当の増額などが行われました。
また、児童手当を受給する方は毎年6月に現況届を提出するのを忘れないように注意が必要です。もし忘れてしまうと、児童手当を受給できなくなってしまいます。

4-3.小児医療費助成
横浜市内在住で健康保険加入の子供が、病気やケガで医療機関を受診した際の保険診療自己負担額を助成する制度です。何かと怪我をしやすい子供がいるご家庭には非常に魅力的な制度になります。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は横浜は住みやすいとされる魅力やエリア別の特徴、利用できる補助金・支援制度についてご紹介しました。それでは、本記事でご紹介した内容をおさらいします。
■横浜の魅力とは?住みやすさの理由
・交通アクセスの利便性が高い
・商業施設が充実していて多様なニーズを満たせる
・自然や公園もあり都会の喧騒を忘れる時間を過ごせる
・医療・公共施設が充実していて安心して暮らせる
■住む前に知っておきたい横浜の注意点3選
・繁華街や電車が混雑している
・税金が高い
・治安に注意が必要なエリアがある
■横浜の人気エリアの特徴と住みやすさを深掘り!どんな人にオススメ?
・横浜駅周辺エリア
・港北区エリア
・青葉区・都筑区エリア
・戸塚区・泉区エリア
・鶴見区エリア
■横浜市で利用できる補助金・支援制度
・妊婦のための支援給付事業
・児童手当
・小児医療費助成
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